表紙のイメージから、優しくて甘い話を期待して読み始めたのだが、かなりビターでハードな話だった。 BL小説を読んで、度肝を抜かれたい!• 壮大な世界観、哲学的な会話、予想外の展開、ページをめくる手が止まりません!🤭💥 重厚な名作です!!!. 階級社会の理不尽さを悔しく思い、人間とは何なのかを考え切ない気持ちになります。
もっと苦難を乗り越え幸せになる母国の童話の姫達を思い出し、自分も彼女達と同じく「めでたしめでたし」の状態になれたのだと実感するサガルが胸熱です。 まぁ私だったら、冬しか会えないなんて耐えられないけど……。 なんだろう。 その分お値段も高くなりますが、変に駆け足で内容が薄いものよりずっと価値があるように感じます。 僅か数ヶ月の交流の中で、次第に心を通わせあう2人だったが、受を追い命を狙う者たちが現れ……。
もっと作者あとがきでも読者を突き放したかのようなメッセージに戸惑いながら、作者と作品とに乖離がないことに安心しました。 ただ、そのときはちょっとでも編集さんの手を入れたものを見てみたいです。 これだけの設定を一つの物語に仕上げることができて…素直に感心しています、本当にすごい。 計601ページ。 どうか物語の彼らが末永く幸せでいられますように。
もっとホントそれだけが残念でした。 木原音瀬先生、樋口美沙緒先生作品が大好き!• 読むほど想像を裏切られていく心地よさをぜひ味わってほしい…🥺🙏 ただ1つ言うならば、 人として生きるとは?愛とは?心とは?と、人間がなぜ人間でありうるかについて、 人間の営み全般について価値観をガンガン揺さぶられます。 番外編はどのお話にも各キャラクターの愛と苦しみの歴史が刻まれていて、こみ上げる涙と感動、喜びを抑えられません😭 まとめ 2019年BL小説界最強の神新人。 最初は長閑なお話かなぁーと思ってたのですが、読み進むにつれ内容が奥深くなっていくようで、どんどん引き込まれて面白かったです。 平和な幸せを壊したくないサガルだが、その素性を追う者たちが次々と町に現れー。 正直ここまで本文とイラストに違和感がある作品も珍しいです。
もっとそれらの文体がよほど苦手、という方にはお勧めできないかもしれませんが、私はこの物語に触れることが出来て良かったです。 お気に入り登録してくださっている方々、ありがとうございます。 どんな作品にも読み手の好みがあると思うので、本当に何にも期待せずに丸一日時間がある日に読み始めて欲しい作品です。
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